ナイキやアップルの「Chinese New Year」表記に韓国教授が反発「中国のものではない」

Record Korea    2023年1月20日(金) 15時0分

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19日、韓国・TV朝鮮は「ナイキやアップルなど世界的企業がオンラインアカウントに、アジアの祝日である旧正月を『中国の正月』と表記していることが分かった」と伝えた。写真は韓国の伝統衣装。

2023年1月19日、韓国・TV朝鮮は「ナイキやアップルなど世界的企業がオンラインアカウントに、アジアの祝日である旧正月を『中国の正月(Chinese New Year)』と表記していることが分かった」と伝えた。

記事によると、韓国の広報活動を行う徐敬徳(ソ・ギョンドク)誠信女子大教授は同日、自身のSNSで「国連(UN)が発行する切手も、アップルやナイキなど世界的企業も、旧暦の正月を中国の正月と表記している」と指摘し、「残念な限りだ」と述べた。

国連が卯年の旧正月を記念して20日に発行した切手には「中国の旧暦(Chinese Lunar Calendar)」と表記されているという。

徐教授は「旧暦の正月は韓国などアジアの国が記念する祝日であるため『Lunar New Year』とするのが正しい」と主張。「西欧の主要都市のチャイナタウンでは旧正月のイベントが盛大に行われてきたため中国のものと認識されている」と説明したという。

これを見た韓国のネットユーザーからは「ナイキ、アップルを不買しよう」「ネットでちょっと調べれば中国だけの祝日ではないことが分かるのに。それも個人ではなく大企業が?職員にもアジア系がいるはず」「別に見過ごすこともできるけど、今正しておかないと後で何を言われるか分からない」「徐教授の努力に感謝」などの声が上がっている。

一方で「旧正月は中国から来た文化だよね?」「何が問題なの?」と指摘する声や、「韓国も日本のように旧正月をなくして新暦を採用しよう」「なぜ旧暦にこだわるのか分からない。中国の正月と言われるならなおさら」と主張する声も見られた。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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