日本のイチゴから残留農薬、台湾当局が発表=一部は香港でも販売―香港メディア

Record China    2023年1月20日(金) 19時0分

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19日、香港メディアの香港01は、台湾で日本から輸入された複数ブランドのイチゴから基準値を超える残留農薬が見つかったと報じた。資料写真。

2023年1月19日、香港メディアの香港01は、台湾で日本から輸入された複数ブランドのイチゴから基準値を超える残留農薬が見つかったと報じた。

記事は、台湾食品薬物管理署が17日、10件の輸入食品が入国検査において農薬などの関連規定違反で不合格となり、そのうち数件は日本産のイチゴだったと紹介。今月に入って福岡県産、熊本産、佐賀産、奈良産のイチゴ5商品から農薬のフロニカミドが検出され、合計997.4キロが返送または廃棄処理されたと伝えたほか、「不合格となったブランドの一部は香港でも販売されている」とした。

また、米環境保護団体EWGが毎年発表する「農薬生産購入ガイド」では22年までの7年連続でイチゴが「残留農薬の最も多い果物、野菜」の1位に選ばれていることを紹介した。

その上で、イチゴの正しい洗浄方法について、これまで塩や酢、重曹を加えた水に浸す方法が有効という情報が出回ってきたものの、香港食物環境衛生署の食物安全センターは17年より「細菌が水中に漂って再付着する可能性がある」として推奨しないようになったと紹介。石鹸や洗剤の使用も推奨されず、最も適切な洗浄方法は清潔なブラシを使って流水で洗うことだとする専門家の意見を伝えた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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