2022年の新エネ車の市場規模が世界をリード―中国

人民網日本語版    
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中国工業・情報化部の報道官は、「2022年は中国の新エネ車の大発展の年だった」と述べた。

国務院新聞弁公室が18日に行った記者会見で、工業・情報化部の報道官を務める田玉龍(ティエン・ユーロン)チーフエンジニアは、「新エネ車は世界自動車産業のモデル転換・高度化の主な方向で、現在各国での発展が速く、排出削減の重要な選択肢でもある。2022年は中国の新エネ車の大発展の年で、主に次の4つの面に現れている」と述べた。

(1)市場規模が世界をリード。通年の新エネ車の生産台数と販売台数はそれぞれ前年比96.9%増の705万8000台と同93.4%増の688万7000台で、8年連続で世界一を維持。新車販売総台数に占める新エネ車の割合は25.6%。このデータは喜ばしいものだ。新エネ車は非常に力強い発展の勢いを見せている。

(2)重要技術の効果的なブレークスルー。量産型動力バッテリーの単体のエネルギー密度は300Wh/kgに上り、世界トップ水準となっている。モーターのピーク時の出力密度は4.8kW/kg以上、最高回転数は1万6000rpm。これらの指標は、中国の重要モジュール・部品の水準が大幅に向上したことを物語っている。特にレーザーレーダー、AI(人工知能半導体、スマートコクピットなどにおける技術にも大きなブレークスルーがあり、世界トップレベルに達した。

(3)ブランドの競争力の大幅な向上。22年の独自ブランド新エネ乗用車の国内市場における販売台数の割合は前年比5.4ポイント上昇の79.9%。新エネ車の輸出台数は前年比120%増の67万9000台。世界新エネ車販売台数トップ10のメーカーのうち中国企業は3社、動力バッテリー搭載数トップ10のメーカーのうち中国企業は6社をそれぞれ占めた。中国の競争力とブランド効果が徐々に顕在化している。

(4)関連設備の環境が日増しに最適化。22年末までに中国全土で完成した充電ポール数は521万本、バッテリー交換ステーションは1973軒。うち22年に新設された充電ポールは259万3000本、バッテリー交換ステーションは675軒で、バッテリー充電・交換インフラの建設ペースが大幅に上がっている。同時に中国が建設した動力バッテリー回収サービス営業所は累計で1万カ所を超え、近場での回収がほぼ実現されている。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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