2023年1月17日、韓国メディア・アジア経済が「岸田文雄首相の“右腕”木原誠二官房副長官がズボンのポケットに手を入れたまま岸田首相の記者会見を見守る様子が公開され、批判を浴びている」と伝え、ネット上で注目を集めている。

記事は「14日に米ワシントンで行われた岸田首相の記者会見で、木原副長官は岸田首相が話を始めても険しい表情でポケットに手を突っ込んだままだった。途中からは手を前で組んでいたが、その様子を映した映像がSNSで拡散し批判の声が上がった」と説明。日本のネットユーザーの反応として「傲慢（ごうまん）だ」「無意識の行動に人柄が出る」「記者会見中に首相の横でポケットに手を入れる官房副長官は初めて見た」「目立とうとしてわざとしたのだろう」「首相ではなく国民を見下しているのでは」などの声を紹介している。

また記事は、木原官房副長官について「1970年生まれで、東京大学法学部を卒業後、大蔵省に入省し政界入り。前回の自民党総裁選で公約を総括するなど岸田政権誕生に大きく貢献した人物だ」と紹介している。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「非常識」「なぜそんな表情なのか」「日本版チェ・スンシル（パク・クネ政権で『影の実力者』とされた国政介入事件の中心人物）だ。ひと目見ただけで陰のリーダーだと分かる」などの声が上がっている。

また「韓国には大統領の前でスリッパを履き、ポケットに手を入れる公営放送の記者がいる」「韓国は記者がスリッパを履いてきて、大統領の背中に向かって大声を上げる国。こんなのはまだかわいいもの」「官房副長官ならまだいい方。こっちは記者だよ（笑）」など、韓国と比較する声も多数見られた。（翻訳・編集/堂本）

外遊の総理会見でポケットに手を突っ込んで総理の横に立つ官房副長官は初めて見た。 pic.twitter.com/rMdJJ1IZRy

— 飯田哲史＠大阪&日本維新の会 (@satoshi_iida) January 14, 2023