謝鋒外交部副部長「平和共存は米中が固守すべきギリギリのライン」―中国

CRI online    2023年1月16日(月) 18時20分

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中国外交部の謝鋒副部長16日、2023マクロ情勢年次フォーラムおよび第4回中国シンクタンク国際影響力フォーラムで基調講演を行った際、現在の米中関係について見解を述べました。

中国外交部の謝鋒副部長16日、2023マクロ情勢年次フォーラムおよび第4回中国シンクタンク国際影響力フォーラムで基調講演を行った際、現在の米中関係について見解を述べました。

謝副部長は、「首脳外交は米中関係の『羅針盤』であり『尺度』であって、両国関係の発展にとって替えの効かない戦略的なけん引作用を果たしている」と述べました。

謝副部長は、「米中が交流し、互いのコミュニケーションを図る上で前提となるのは相互尊重だ。米中は互いの社会制度と発展の道が異なることを認めて、その違いを尊重すべきであり、相手国の制度を変更したり、ましてや転覆しようともくろんだりしてはならない」と指摘しました。

謝副部長は、「平和共存は米中が固く守らなければならないギリギリのラインだ」と指摘し、米中がひとたび衝突・対抗すれば、冷戦か熱戦かを問わず、あるいは貿易戦争かテクノロジー戦争かを問わず、最後には両国、ひいては世界各国の利益を損なうことになるとの見解を示しました。

謝副部長はさらに、「協力・ウィンウィンは米中両国が実現を目指して努力すべき目標だ。最大の発展途上国と最大の先進国として、中国とアメリカは互いの利益を図り、対等とバランスを維持し、世界に貢献して、世界に幸福をもたらさなければならない」と強調しました。(提供/CRI

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