アメリカンチェリーが人気の旧正月用品に、サクランボとの違いは価格だけ?―中国

人民網日本語版    2023年1月16日(月) 22時30分

拡大

春節を控え、旧正月用品の準備では果物が欠かすことのできないアイテムだ。今年もアメリカンチェリーが各種アイテムの中で中心的な位置を占めている。

春節(旧正月、2023年は1月22日)を控え、旧正月用品の準備では果物が欠かすことのできないアイテムだ。今年もアメリカンチェリーが各種アイテムの中で中心的な位置を占めているのは少しも意外ではない。この「大型のサクランボ」のアメリカンチェリーは高価で、500グラムが数十元(1元は約19円)もするのが一般的だが、これほど人気があるのはなぜか。アメリカンチェリーといえば、普通のサクランボに言及しないわけにはいかないが、同じような果物で価格に大きな開きがあるのはなぜか。

アメリカンチェリーも昔からあるサクランボもバラ科サクラ属の果物で、品種が異なるだけだ。

アメリカンチェリーは皮が厚く、長距離輸送に適し、貯蔵期間も長い。中国の従来のサクランボは小粒で、皮が薄く淡紅色をしており、肉質が柔らかくみずみずしい。

同じサクラ属のアメリカンチェリーとサクランボには小さな違いはあるものの、全体として見れば栄養素にそれほど大きな違いはない。

アメリカンチェリーはサクランボより炭水化物の含有量が多い。同時にアメリカンチェリーは皮が厚いので、食物繊維もサクランボより少し多いが、その他の栄養素についてはそれほど違いはない。

アメリカンチェリーも中国の従来のサクランボもミネラルの一種のカリウムが豊富で、アメリカンチェリーは100グラム当たり222ミリグラム、従来のサクランボはそれより少し多く同232ミリグラムと、果物の中では普通より高めの含有量だ。サクランボの色は淡黄色から濃い紫色まであり、色の濃いものはアントシアニジン、プロアントシアニジン、ポリフェノールなどの抗酸化物質を豊富に含み、総じて抗酸化物質の含有量が多い。理論的に言えば炎症反応を軽減する働きがあるということで、実際に実験でこのことは証明されている。

ただ、アントシアニジン、プロアントシアニジン、ポリフェノールなどの抗酸化物質は果物によく含まれているもので、サクランボだけに含まれているわけではない。サクランボ以外の色の濃い新鮮な果物を食べれば、抗酸化物質は十分に摂取できる。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

この記事のコメントを見る

noteに華流エンタメ情報を配信中!詳しくはこちら


   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携