引退について聞かれたソン・フンミン、10秒沈黙後に意外な回答=韓国ネット「感動的な偉大な選手」

Record Korea    2024年3月24日(日) 17時30分

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22日、韓国・中央日報は「サッカー韓国代表のキャプテン、FWソン・フンミン(トッテナム)が自身の引退説に関して口を開いた」と伝えた。写真はソン・フンミン。

2024年3月22日、韓国・中央日報は「サッカー韓国代表のキャプテン、FWソン・フンミン(トッテナム)が自身の引退説に関して口を開いた」と伝えた。ソンは先月アジアカップ2023で準決勝敗退となった後、「今度も代表チームでプレーできるかについては考えなければいけない」と語っており、引退を念頭に置いた発言ではないかと「引退説」が広がっていた。

韓国代表は21日、北中米ワールドカップ・アジア2次予選でタイ代表と対戦し、1対1で引き分けた。記事によると、試合後のインタビューで「韓国代表引退というニュアンスの発言をしたが」との質問を受けたソンは、約10秒間答えをためらい、「とても難しい質問だ」と口火を切ったという。「代表入りを当然だと思ったことは一度もない。毎回、感謝し光栄に思ってきた。自分個人のことだけを考えていたら、(代表を)辞めていたと思う」「そうした(代表を退くという)心境が鼻先にまで達していたが、既に引退した選手たちから話を聞き、アドバイスをもらった」と明かした。話を聞いた相手は誰かと問われると、パク・チソン、キ・ソンヨン、チャ・ドゥリ、父親(ソン・ウンジョン)の名前を挙げた。

また、ソンは「簡単ではない選択だったが、大勢のファン、家族や周囲の人々からの応援に力をもらった。それにサッカーファンとの約束がある。弱気な考えを二度と持つことがないように、もっと強い人間に成長したい。自分が役に立つかぎり、代表チームが自分を必要とするかぎりやりたい」と語ったという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「ソン・フンミン選手、本当に尊敬してます。謙虚で誠実で、美しい考えと言葉に感動する」「苦労が多いだろうし、たくさん悩んだろうに、覚悟を決めてくれたのか」「世界トップクラスの選手が、戦術もチームワークも何もかも未熟な韓国代表でプレーし続けたいわけがない。それでも応援してくれるファンのためという思いでやってくれてるんだよね」「人物そのものが感動的な人だ」「歴史に名を残す誇らしき青年」「世界のスポーツ史に残る偉大な選手」など、称賛の声が殺到している。

また、「自分が引退すれは韓国サッカーは暗黒期に入ると分かっているから、責任感から引退できないんだろう」「こんなに使命感にあふれ、サッカーを愛し、トッテナムでもキャプテンを務めているフンミンが、なぜ代表を引退したいと思うほどつらかったのか?そこに答えがある。サッカー協会よ、彼の話をどう思う?」といったコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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