中国車の輸出がドイツや韓国を抑えて世界2位に=韓国ネット「勝ったつもり」「日本車でも不安なのに」

Record Korea    2023年1月17日(火) 6時0分

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16日、韓国メディア・韓国経済は「中国車の輸出がメキシコ・ドイツ・韓国を抑えて世界2位となった」と伝えた。

2023年1月16日、韓国メディア・韓国経済は「中国車の輸出がメキシコ・ドイツ・韓国を抑えて世界2位となった」と伝えた。

記事によると、中国は昨年311万台を輸出した。21年(201万台)に比べて54%増加した。特に「新エネルギー車(電気自動車、プラグインハイブリッド車)」の輸出が120%増の68万台を記録し、全体の成長に貢献した。

これにより中国は、昨年1~11月に320万台を輸出した日本に次いで世界2位の自動車輸出国となった。21年は2位だった米国(271万台)と3位だったメキシコ(270万台)は自動車用半導体不足の影響で5%ほど増加した約280万台にとどまったとみられるという。

20年まで日本に続く2位を維持していたドイツは21年に4位に下落し、昨年は5位となった。輸出台数は21年の263万台から昨年は261万台に減少した。韓国は昨年231万台で13.3%増加したものの、中国の浮上により順位は6位にとどまった。

記事は「中国の新エネルギー車の輸出増加の中心にはテスラがいた」とし、「テスラ初の海外工場である上海工場は昨年に71万台を生産し、うち27万台を輸出した」「中国新エネルギー車の輸出量全体の42%をテスラが占めた」などと説明している。

この記事に韓国のネットユーザーからは「EV販売で圧倒的1位のテスラを入れて中国が世界2位の輸出国だって?それならサムスンの工場があるベトナムも世界のスマホ輸出国上位に入れる」「テスラをこっそり含めて勝ったつもりになっているだけ」などと指摘する声が上がっている。

また、中国のEV車に対しては「EVはドイツ車、日本車でも不安なのに中国車に乗るのは自殺行為」「中国のEVはもう少し様子を見てから買った方がよさそう」と慎重な声が見られた。

一方で「たくさん売れればそれだけ質的・技術的に改善されるチャンスが多い。韓国はもっと努力して技術や品質で圧倒しなければならない」「中国を好きかどうかは別として、中国はすごいと思う。今でも韓国が中国より技術的優位に立っていると考えている人はしっかり世界を見るべきだ」との声も寄せられている。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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