中国南部の広東省広州市で11日、車を故意に横断歩道に突っ込ませ、横断していた人やバイクを次々とはねた22歳の男について、仏RFIの中国語版サイトは14日、最近の判例によると死刑判決が言い渡される可能性もあると報じた。

この事故では5人が死亡、13人が負傷した。広州の検察当局は14日、危険な方法で公共安全に危害を及ぼした容疑で、男の逮捕を許可した。

記事によると、遼寧省大連市で2021年5月、投資の失敗を理由に車を暴走させて5人を死亡、11人を負傷させ、一審で危険な方法による公共安全危害罪で死刑判決を受けた被告に対し、同省の高級人民法院は昨年2月、一審判決を支持して被告側の控訴を棄却するとともに最高人民法院に報告して死刑の承認を求めた。（翻訳・編集/柳川）