中国の女優チャオ・リーイン（趙麗穎）と俳優シャオ・ジャン（肖戦）が、時代劇ドラマ「鳳隱天下」で共演するのではないかと報じられ、ネットでは期待の声が上がっている。

人気同名小説を映像化する「鳳隱天下」では、主演ドラマ「風吹半夏」が昨年のラストを飾るヒット作となったチャオ・リーインが、ヒロイン役で出演が決定したとこのほど報じられたばかり。その共演者について、シャオ・ジャンが起用されるのではないかと、ニュースサイトの捜狐（SOHU）はじめ複数のメディアが伝えている。

「鳳隱天下」のヒロインは男装で戦場を駆け、「銀面修羅」と呼ばれる将軍という設定だが、チャオ・リーインが17年の主演ドラマ「楚喬伝～いばらに咲く花～」で演じたヒロインに設定が相似している。男性主人公は南朝の左丞相で、南朝一の貴公子と呼ばれる「姫鳳離」。優雅さと腹黒さを併せ持つキャラクターと紹介されている。

現在ドラマ界でトップクラスの位置にある2人だけに、共演の話題にネット上では、「満を持しての共演」「2人の共演は必ずあると思っていた」「もし実現すれば、それぞれのファンも相手に不足なしという思いだろう」といった期待の声が上がっている。

捜狐ではチャオ・リーインが昨年、ドラマ「幸福到万家」と「風吹半夏」のヒットによって、人気女優が集中する「85後（1985～89年生まれ）女優」の中で、頭一つ抜けた位置にあると紹介。シャオ・ジャンは2019年のドラマ「陳情令」でブレーク後、手当たり次第に出演することなく作品を厳選し、さらに人気急上昇の中でも長期公演の舞台劇「如夢之夢」を選び、堅実にキャリアを積んできたことを高く評価している。(Mathilda)