中国、「戦狼」弱める一環で新駐米大使に謝鋒氏任命か

Record China    2023年1月13日(金) 19時0分

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台湾メディアの自由時報は13日、外交部長に就任した秦剛氏の後任の駐米中国大使に、外交部副部長の謝鋒氏の名が報じられたことを伝えた。

台湾メディアの自由時報は13日、中国の外交部長に就任した秦剛(チン・ガン)氏の後任の駐米中国大使に、外交部副部長の謝鋒(シエ・フォン)氏の名が報じられたことを伝えた。

記事が取り上げたのは米ウォール・ストリート・ジャーナルが関係者の話として報じた内容で、記事は「中国は米国の事情に詳しい謝副部長を駐米大使に任命する可能性がある。これは中国が外交政策を調整し、ここ数年の『戦狼スタイル』を弱める一環だ」などと説明した。中国外交部の消息筋によると、中国がトランプ政権時代に取った強気の外交スタイルを調整し、国際環境の変化を反映させる必要があるという。

謝氏について記事は、「同僚や海外の外交圏から、米中間の安定的で公正なパイプ役と見なされている」と紹介。同氏が昨年11月の米中首脳会談の手配に携ったことなどに言及し、「謝氏の任命はまだ決定ではないが、他により強い候補者がいない」との指摘があることも伝えた。(翻訳・編集/野谷

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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