WHOに中国の予防・抑制効果の科学的かつ理性的な判断を求める―中国外交部

CRI online    2023年1月13日(金) 12時50分

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中国外交部の汪文斌報道官は12日の定例記者会見で、「WHOが中国側の予防・抑制の効果を科学的かつ理性的に判断し、客観的かつ公正に情報を発信することを希望する」と述べました。

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は11日の記者会見で、より詳細で信頼性の高いデータを報告するよう世界各国に呼び掛けました。これについて、中国外交部の汪文斌報道官は12日の定例記者会見で、「WHOが中国側の予防・抑制の効果を科学的かつ理性的に判断し、客観的かつ公正に情報を発信することを希望する」と述べました。

汪報道官によりますと、中国はWHOと緊密な意思疎通を維持しており、ここ1カ月で5回の技術的交流を行いました。11日、中国側は再びWHO本部、地域支部、中国事務所との技術交流会を開き、これまでの意思疎通を踏まえた上で、現在の新型コロナウイルス感染症の治療や、感染状況、ウイルス株検査、ワクチン接種などの議題について踏み込んで交流しました。このほか、中国の関係部門は連日、EU、オーストラリアと一連の会議を開き、新型コロナウイルス感染症の関連議題について交流を行い、各国との防疫協力を深めています。さらに、中国側の各関連部門・機関は、世界インフルエンザ共有データベースを通じて中国の新型コロナウイルス感染症例のウイルス遺伝子配列を共有し続けています。

汪報道官は「感染症発生以来、中国は一貫して公開された透明性のある態度で国際社会と関連情報やデータを共有してきた。中国人民の生命と安全を最大限に保護しただけでなく、世界に向けて防疫物資を提供する後方基地にもなり、国際防疫協力の中堅的な力にもなった。感染症の発展に伴い、中国は引き続きWHOを含む国際社会と技術交流を展開し、感染症対策の協力を深め、感染症の挑戦によりよく対応し、人民の生命と健康をよりよく保護していく」と述べました。(提供/CRI

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