【中国の感染症対策を見る】団結と協力こそが感染症に勝利する最強の武器だ

CRI online    2023年1月11日(水) 21時20分

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新型コロナウイルス感染症の流行が始まって3年が経過した。この3年間は過去1世紀にわたる人類の歴史の上で、公衆衛生における全世界規模の最悪の突発事態となった。

新型コロナウイルス感染症の流行が始まって3年が経過した。この3年間は過去1世紀にわたる人類の歴史の上で、公衆衛生における全世界規模の最悪の突発事態となった。今回の100年に一度の新型コロナウイルス感染症は、われわれに極めて大きな啓発をもたらした。すなわち、団結と協力こそが人類が感染症に勝利するための最強の武器ということだ。この感染症を経験した各国の人々は、大規模な公衆衛生上の事件に直面した場合、どの国も「自分には関わりのないこと」にしておくことはできないことを、ますます深刻に認識するようになった。

中国において状況が最も深刻だった2020年初頭、国際社会は中国に対して大きな支援と物資の寄付を提供した。あの忘れられない一幕を、中国人は永遠に忘れない。日本の東京では、赤い中国服に身を包んだ着た若い日本人女性が寒風の中に立ち、「武漢 中国 頑張れ!!」と書かれた募金箱を掲げた。女性は、通行人が気前よく募金するたびに、深々と頭を下げて礼を述べた。モンゴルのバトトルガ大統領(当時)は、中国の感染症と最も厳しい戦いを繰り広げていた時期に訪中し、中国に羊3万頭の羊を贈ると宣言した。この美談は中国とモンゴルの、「羊来茶往(羊が来りて茶が向かう)」という、相手が必要とするものを相互に提供しあう関係を示したと語られることになった。ミャンマーは中国の新型コロナウイルス感染症との戦いを支援するため、空軍機を使ってN95クマスクや防護ゴーグル、防護服などの医療寄付物資を中国に送り届けた……。

情報共有、研究開発での協力、各国が感染症に打ち勝つために最良のプランを提供する。中国は感染症が各国で猛威を振るう中、世界と感染症対策の経験と方法を余すところなく共有した。中国は120余りの国と国際組織に22億回分を超えるワクチンを援助し、153カ国と15の国際組織に大量の感染症対策物資を提供し、34カ国に医療専門家チームを派遣した。中国は新型コロナウイルス用ワクチンを世界の公共財とすることを最も早く承認し、ワクチンの知的財産権免除を最も早く支持し、さらには発展途上国とのワクチン生産協力を最も早く展開した。中国は一貫して各方面と手を携えて努力した。

感染対策には、科学的な態度で臨まねばならない。感染症を政治問題化し、レッテル貼りをし、他者を中傷するなどの政治的な操作は国際的な感染症対策の協力を混乱させ、世界各国の人々により大きな打撃をもたらすだけだ。感染症は世界の衛生面の安全管理に対する集中的な検証であり、多国間主義が直面する試練でもある。全世界規模の公衆衛生上の突発事態に直面して、我々は広い視野と心を持ち、全世界規模の試練に対応する強大な力を集めねばならない。我々は人類衛生健康共同体を手を携えて構築せねばならない。(提供/CRI

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