サッカー中国代表新監督がなかなか決まらないのはリッピ氏のせい?―中国メディア

Record China    2023年1月11日(水) 23時0分

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サッカー中国代表の新監督がなかなか決まらないことをめぐり、中国のサッカーファンの間で、かつて同代表を率いたマルチェロ・リッピ氏をやり玉に挙げる声も聞かれているという。写真は現監督の李霄鵬氏。

サッカー中国代表の新監督がなかなか決まらないことをめぐり、中国のサッカーファンの間で、2016年から19年まで同代表を率いたマルチェロ・リッピ氏をやり玉に挙げる声も聞かれるとする記事が、中国ポータルサイトの網易や捜狐に掲載された。

李霄鵬(リー・シャオポン)氏率いる中国代表は、ワールドカップ(W杯)カタール大会のアジア最終予選グループBで6チーム中5位に終わり、出場権獲得はならなかった。

記事によると、成績不振により李氏の退任は「決定的」で、ファンの間では後任人事への関心が一段と高まっている。

大手サッカー紙「足球報」編集部主任の李璇(リー・シュエン)氏によると、中国サッカー協会はすでに複数の外国人指導者にコンタクトをとっているが、報酬面が大きなハードルとなっている。記事によると、中国サッカーについて、世間では「バカだがお金はある」とのイメージがついているため、相手側は市場の適正な水準をはるかに上回る値段をふっかけてくるという。

リッピ氏が中国代表を率いていた当時の年俸は2000万ユーロ(当時のレートで約22億6000万円)。実際には同氏が12〜14年まで率いた中国スーパーリーグの広州恒大が1550万ユーロ、中国サッカー協会が450万ユーロをそれぞれ負担するという契約だったが、ファンの間では、中国サッカー協会が「驚くほどの高値」でリッピ氏を招へいしたことが「中国サッカー協会は金持ち」という印象を与える原因になっているとの声も聞かれるという。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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