中国を出入国する航空券の予約が前年比6倍増―中国

人民網日本語版    2023年1月9日(月) 22時20分
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8日に中国を出入国する海外航空券の予約件数は前年同期比で628%増加して、2020年3月以来の最多を更新した。写真は深セン宝安国際空港。

中国では8日から新型コロナウイルス感染症の「乙類乙管」政策が正式に実施されたのに伴って、入国者に対するPCR検査や集中隔離の取り消し、中国本土と香港・マカオとの人的往来の最適化などの政策も実行された。上海広州などの空港には、防疫措置が調整された後で初めての海外からの航空便が到着した。オンライン旅行会社の同程旅行がまとめたデータによると、8日に中国を出入国する海外航空券の予約件数は前年同期比で628%増加して、2020年3月以来の最多を更新した。内訳を見ると、中国への航空券が48%、中国からの航空券が52%を占めた。同日に同程で海外航空券を予約した中国人旅客の行き先は、世界53カ国の100都市以上に広がったという。

中国の入国時の措置の変更に春節(旧正月、2023年は1月22日)の帰省ニーズが加わって、同程では1月8日から春節前日までの、海外から中国への航空券予約が大幅に増加した。同程の観光ビッグデータによると、8日の中国への国際便で人気が高かった到着地は上海、南京、広州、成都、南寧だった。中でもソウルから南京への便、プノンペンから南寧への便、バンコクから貴陽への便など、直航便の一部の人気路線は、8日から1週間の航空券がすべて売り切れたという。

また、8日には香港と中国本土との間で第一段階の通関が実現し、香港は同日の中国への海外航空券の出発地でトップに立った。同日の香港発・中国着の航空券の予約量は前日比62%増加し、主な到着地は上海、広州、成都、武漢、南京だった。8日午前0時より、中国民用航空局は、北京を目的地とする国際旅客便については指定された一番目の入境地点から入境するとしていた措置を撤廃した。この措置により、北京も今後、海外から中国に入る旅客の重要な目的地の1つになることが予想される。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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