独ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトによると、中国で新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受け、ドイツ外務省は7日、ホームページやツイッターへの投稿で、ドイツ国民に対し、中国への不要不急の渡航を見送るよう呼びかけた。

ドイツ外務省は「中国の感染者数は、2020年にパンデミックが始まって以来最高レベルにある。中国の医療体制は過負荷であり、医療緊急事態における適切なケアも影響を受けている。したがって、中国への不必要な旅行は現在推奨しない」とした。

また9日から中国を「ウイルスの変異株に脅かされている地域」に分類するとし、中国（香港は含まず）からの渡航者に対して出国前の48時間以内に行った検査での陰性証明を提示するよう求める。（翻訳・編集/柳川）