株ブームの影響か、投資意欲者が4割超で過去最高に―中央銀行調査

Record China    2007年6月23日(土) 0時15分

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2007年6月20日、中国人民銀行(中央銀行)が都市部の預金者を対象に行ったアンケート調査の結果が発表された。資産運用について「株や基金への投資が望ましい」と回答した人は4割を超え、「貯蓄」や「消費」を抑え、初めてトップに立った。

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2007年6月20日、中国人民銀行(中央銀行)が都市部の預金者を対象に行ったアンケート調査の結果が発表された。調査は今年5月に全国50都市で実施されたもので、有効回答数は2万件。

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今回行われた今年第2四半期の調査結果によると、資産運用について「貯蓄するのが望ましい」と回答した人は3四半期連続で減少しており、前期比4%減の26.3%で、過去6年で最低となった。「株や基金への投資が望ましい」と回答した人は前期比9.9%増の40.2%で、「貯蓄」や「消費」を抑え、初めて第1位となった。

また、物価満足度指数は-21.1%で、過去最低となった。「現在の物価に満足している」と回答した人は5四半期連続減少で8.4%、「物価が高すぎて受け入れがたい」と回答した人は29.5%だった。

今回の調査では、人々の貯蓄意欲の低下と投資意欲の上昇が顕著に現れる結果となった。背景には近年中国全土で過熱している株ブームなどもあると見られる。(翻訳・編集/藤野)

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