仏国際放送局ラジオ・フランス・アンテルナショナル（RFI）中国語版は4日、フランスの空港では中国からの渡航者の3分の1が新型コロナウイルスの検査で陽性を示していると伝えた。

記事によると、フランスのオリヴィエ・ヴェラン政府報道官は4日の閣僚会議の後、上記の結果を明かし、「3年近くの努力と犠牲を払ったにもかかわらず、自国領土で感染爆発が起きるのを見たがる国はない」と述べた。

フランスは5日より、中国からの渡航者には離陸から48時間以内の陰性証明の提出を求めるが、同報道官はこれに加えて空港で無作為の検査を実施することを決めたとし、「これは同胞にとって常識的な措置であり、われわれはためらわない」と強調したという。

EUは27の加盟国に対して中国からの渡航者に陰性証明の提出を求めるよう「強く推奨」している。（翻訳・編集/北田）