「台湾経済は内輪もめで滅びる」中韓FTA前進に焦りをあらわにした馬英九総統―中国メディア

Record China    2014年7月6日(日) 0時48分

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4日、サービス貿易協定が台湾内部の反対で停滞しているなか、韓国が先行したことで馬総統は率直に焦りを口にした。写真は台湾の独立派ののぼり。

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2014年7月4日、観察者網は「中韓FTA締結、『居ても立ってもいられない』と馬英九」と題した記事を掲載した。

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中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が韓国を訪問、朴槿恵(パク・クネ)大統領と首脳会談を行った。共同声明では年内の中韓自由貿易協定(FTA)締結が盛り込まれた。

この動きに「居ても立ってもいられない」と焦りを表明したのがエルサルバドルを訪問中だった台湾の馬英九(マー・インジウ)総統。中韓FTAの締結により関税が下がれば、中国市場における韓国製品のシェアはさらに上がることが予想される。韓国との競合が多い台湾にとっては大きなマイナスだ。

台湾も実質的なFTAである経済協力枠組協定(ECFA)の拡充を目指し、海峡両岸サービス貿易協定を締結したが、台湾内部で反対が噴出。今春には学生が立法院(議会)を占拠する事件も起きている。野党・民進党も反対の姿勢を貫いている。

馬英九総統は「台湾はすでに他国に後れを取っているのにいまだに内輪もめが終わらない。内輪もめが行き着く先は国民党政権の転覆ではない。台湾経済の崩壊だ」と嘆いている。(翻訳・編集/KT)

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