中国・習近平主席の執務室に変化、前指導者の江・胡氏との記念写真追加など

Record China    2023年1月1日(日) 19時30分

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中国の習近平国家主席は12月31日夜、恒例の新年に向けての談話を発表した。執務室と思われる撮影場所には、新たに江沢民元国家主席や胡錦濤前国家主席との記念写真が飾られるなどの変化があった。

中国の習近平国家主席は12月31日夜、中国中央広播電視総台(CMG/チャイナ・メディア・グループ)などを通じて恒例の新年に向けての談話を発表した。同談話では、習主席の執務室と思われる撮影場所に、新たに飾られていた写真などが注目された。江沢民元国家主席や胡錦濤前国家主席との記念写真が置かれていたなどだ。CMG傘下の中国中央電視台(中国中央テレビ、CCTV)は習主席の新年の談話を紹介した後に、改めて執務室に置かれた写真27点を紹介した。

習主席は新年の談話の中で、2022年11月15日に死去した江沢民元主席を、改めてしのんだ。その習主席の執務室には、江元主席を中央に、左右に習主席と胡前主席が並ぶ記念写真が飾られていた。また、江元主席が、習近平主席の父であり中国共産党の元老だった習仲勲氏、さらに朱鎔基元首相が酒を酌み交わす写真も飾られていた。これらの写真2点が公開されたのは、初めてだった。


CCTVはインターネットを通じ、習主席の執務室の新たな変化を紹介した。紹介された写真は27点で、大きく3種類に分類できる。習主席や家族の日常生活を示す写真類、習主席と父親の習仲勲氏、江元主席、胡前主席らを撮影したなどの写真類、香港訪問や中国共産党第20回全国代表大会など、習主席の2022年の活動を示す写真類だ。

新年に向けての談話を語る国家主席の背後の本棚に置かれる写真などには、特に意味が込められているとされる。例えば約2カ月後の北京冬季五輪大会・パラリンピックの開催が決まっていた22年の元旦に向けての談話の際には、五輪大会マスコットの「冰墩墩(ビンドゥンドゥン)」とパラリンピックマスコットの「雪容融(シュエ・ロンロン)」が登場した。

23年に向けての談話では、本棚に本人や家族の写真が置かれたことが特徴だった。習主席と娘の習明沢氏のツーショット写真2点、習主席の若い時代の写真2点などが本棚に飾られた。(翻訳・編集/如月隼人


※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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