国務院関税税則委員会は29日、国務院の承認を経て、2023年に一部商品の輸出入関税を調整すると公告しました。

公告によりますと、2023年1月1日から中国は1020品目に対し、最恵国税率を下回る輸入暫定税率を導入します。

今回調整された輸入暫定税率の実施は、主に医薬品を対象としていて、一部の薬品に対してゼロ関税を実施します。その中には一部の抗がん剤原料などが含まれています。また、入れ歯や血管ステント用の原料、造影剤など医療用品の輸入関税を同時に引き下げます。これらは主に患者の経済的負担を軽減し、国民の健康を守ることを考慮したものです。（提供/CRI）