中国サッカー協会、2026年W杯に向け会長と男子代表監督を同時交代か―中国コラムニスト

Record China    2022年12月31日(土) 11時30分

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27日、中国のスポーツ系コラムニストが中国サッカー協会会長交代を伝える文章を中国のポータルサイト・百度に掲載した。写真は孫雯(中)。

2022年12月27日、中国のスポーツファンのコラムニストが「北京から衝撃のニュースが伝わってきた」として、中国サッカー協会会長と男子代表チーム監督の交代を伝える文章を中国のポータルサイト・百度(バイドゥ)に掲載した。

文章は「北京から衝撃のニュースが伝わってきた。中国サッカー協会の現会長・陳戌源(チェン・シューユエン)氏が退任し、2014年にアジアサッカー連盟(AFC)の殿堂入りを果たした元選手・孫雯(スン・ウェン)氏の新会長就任が内定した。あとは公式発表を待つのみ」「新会長の最重要課題は2026年FIFAワールドカップの本大会に2002年以来となる24年ぶりの出場を果たすこと」「孫氏はカタール大会出場を逃した李霄鵬(リー・シャオポン)監督の後任に、現在中国スーパーリーグ(1部)の大連人職業足球倶楽部(大連プロフェッショナルFC)の監督・謝暉(シエ・フイ)氏を考えている」と伝えた。

さらに、今年2月にインドで開催されたサッカー女子アジアカップで中国代表が決勝トーナメントで日韓を破って優勝したことに言及し、「東京五輪で全敗した時の女子代表監督は陳氏が推薦した賈秀全(ジア・シウチュエン、か・しゅうぜん)氏だったが、孫氏が推薦した水慶霞(シュイ・チンシア)現監督に交代してから、北朝鮮、韓国、日本を一気に破ってアジアカップを取った」と説明した。

また、孫氏が男子代表監督に推薦する謝氏の手腕について「謝監督就任当時、中国甲級リーグ(2部)の下位のクラブだった大連人は、今や中国スーパーリーグの上位6クラブにまで昇格した」と紹介。さらに「以前2部リーグ所属の南海支雲の監督だった謝氏は、上海上港(現上海海港)などのクラブがあらゆる方法で莫大(ばくだい)な資金を工面し、タイトル奪取にこぎつけていると宴席中に酩酊状態で示唆した動画がネットで炎上し、陳氏ら協会の圧力で辞任することになったが、2022年シーズンの大連人の結果を見れば、女子代表監督の水氏と似た経歴をたどることは十分期待できる」「コネや金銭に頼るのではなく、技術と戦術に裏打ちされた実力を頼みとする新しい風が中国サッカー界に吹くことだろう」と述べた。

最後に「陳戌源と李霄鵬に代えて、孫雯と謝暉に。会長と代表監督の交代で中国サッカー界の新時代は来るのか。2026年W杯本大会に出場できるのか。モニター前のあなたはどう思いますか?」と問いかけた。(翻訳・編集/原邦之

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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