金属片が多数墜落、ロケットブースターの残骸かー広西チワン族自治区

Record China    2022年12月30日(金) 19時50分

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29日、楚天都市報は、広西チワン族自治区で空から墜落したとみられる多くの金属の残骸が見つかったと報じた。

2022年12月29日、楚天都市報は、広西チワン族自治区で空から墜落したとみられる多くの金属残骸が見つかったと報じた。

記事は、広西チワン族自治区百色市隆林各族自治県内で29日昼ごろ、大型の金属残骸が分散して墜落したと紹介。その様子を目撃した現地住民が「3回大きな音がして、窓ガラスが振動した。家から数百メートル離れた丘から煙が立ち上った。現場に行ってみると、まだ煙の出ている残骸があらゆる場所に散らばっており、大きな残骸はミニバスぐらいのサイズだった」と語ったことを伝えた。

その上で、隆林県の関係者が「昼ごろに確かに物体が墜落し、大きな音を聞いた。職員がすでに現場で調査を行っており、墜落したのはロケットの残骸とみられているが、詳しい状況はわかっていない」と回答し、同県内にある村の関係者も「墜落物はロケット打ち上げ時のブースターの残骸だ。人や物への被害は出ておらず、関係者がすでに回収に向かった」と説明したことを紹介している。

記事は、新華社の報道として、四川省涼山イ族自治州で現地時間29日午後0時43分に試験衛星を搭載した長征3号ロケットが打ち上げられたと紹介。公開されている資料では、百色市がロケットの残骸墜落地域に含まれており、現地当局がこれまで複数回にわたりロケットの残骸墜落に関する安全避難情報を配信していたと伝え、ネットユーザーからも数日前に通知を受け取ったとの報告が寄せられていたとした。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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