貴州省貴陽市白雲区がこのほど発表したデータによると、同区はビッグデータ応用プロジェクトの育成を重点とし、ビッグデータと実体経済の深い融合の推進を加速し、複数の典型的な融合モデルプロジェクトを育成した。現在まで実施されたビッグデータ・実体経済融合プロジェクトは累計120件で、258社の企業の融合モデル転換・高度化を牽引している。科技日報が伝えた。

同区管轄の企業の威默電気がリリースしたスマート電力ビッグデータプラットフォームは、従来の人の手による管理より時間を90％短縮する上、モニタリング・調査の正確度を96．5％以上にし、企業の生産効果を大幅に上げた。大東風機械はビッグデータプラットフォームに基づくスマート工場プロジェクトを実施している。プロジェクトが設計生産能力に到達した後、同社の生産能力が30％以上向上する。娃哈哈スマート車両管制ビッグデータ管理システムは製品輸送の各段階に対してデジタル化制御を行い、輸送効率を高めるとともに輸送コストを削減している。同区は近年、技術と人材の導入に大きく力を入れ、ビッグデータと実体経済の深い融合に力を入れて推進している。設備製造、現代農業、文化・観光などの業界・分野で、複数のビッグデータ応用ソリューションを革新的に打ち出している。うち複数のプロジェクトが省・市のベンチマークになっている。（提供/人民網日本語版・編集/YF）