財産でも外見でもない…韓国人が配偶者に求めるもの1位は?ー韓国メディア

Record Korea    2022年12月31日(土) 6時50分

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26日、韓国メディア・ソウル経済は「韓国人が配偶者を選ぶ基準の1位は性格で、最も重視しないものは外見だと分かった」と伝えた。資料写真。

2022年12月26日、韓国メディア・ソウル経済は「韓国人が配偶者を選ぶ基準の1位は性格で、最も重視しないものは外見だと分かった」と伝えた。

韓国・文化体育観光部がこのほど、韓国ギャラップに依頼し全国の成人男女5100人を対象に実施した「2022年韓国人の意識・価値観調査」の結果を公表した。それによると、配偶者の選択時に重視するものは何かを尋ねる質問に63.1%が「性格」を挙げた。次いで「職業(将来性)」が13.7%、「財産(経済力)」が10.7%、「家庭環境」が8.0%、外見が2.7%という結果となった。

「性格」との答えは調査開始の1996年から毎年1位になっている。ただ、2019年の調査結果と比較すると、「性格」の回答率は67.3%から4.2ポイント下がったという。

性別に見ても、やはり男女とも1位は「性格」という結果だった。回答率は男性(2568人)64.3%、女性(2532人)61.9%。2位は男性が「家庭環境」(28.8%)、女性が「財産」(29.1%)だった。年代別に見た選択基準2位は、青年層が「職業」(26.9%)、壮年層が「財産」(25.6%)、中年・老年層が「家庭環境」(28.5%、30.8%)となっている。

「離婚をしてはいけないか」との質問に「そうだ」と回答した人は43.7%で、「そうは思わない」の56.3%を下回った。2013年以来、「そうは思わない」の比率は上昇を続けている。「結婚はすべきか」との質問では「そうだ」が58.7%、「そうは思わない」が41.3%だった。

ただ、「結婚は必ずすべきだ」との回答は1996年の36.7%から今年の17.6%まで、毎年減っている。2016年に「本人が望まなければ結婚しなくてもいい」との答えが「必ずすべきだ」を上回って以来、その傾向が続いているという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「確かに一緒に暮らすには性格が一番大事だよね」「性格は一緒に暮らさないと分からない部分が多すぎる」など、1位「性格」に納得するコメントが寄せられているが、「財産があれば性格も良くなるでしょ」「学歴が良くて財産もある人は当然、性格も穏やかだろうね」「お金があってこそ余裕が生まれ教養も身につく」「『経済力、学歴、職業は基本。その上で性格がいいこと』っていう意味だ」などの声が上がっている。

その他、「外見が嫌いじゃないことが基本の前提だと思う。ものすごい美形を望んでいるわけじゃなく」「男は財力、女は外見。世界中のどこでも同じ。朝鮮時代から現代まで続く不変の法則でしょ」「勘違いする男性が多そうなので一言書いておく。性格を最重視するのであって、性格さえよければいいということではない」「性格はいいけど家は持ってないし車もないし不細工です。おめでとうございます(笑)」といったコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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