東京を訪れたら、すでにコロナ前のようなにぎやかさを取り戻していた―香港メディア

Record China    2022年12月27日(火) 8時0分

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26日、香港01は、先月日本を訪れた香港のエンジニアが、新型コロナ下の現地の様子について紹介する記事を掲載した。

2022年12月26日、香港01は、先月日本を訪れた香港のエンジニアが、新型コロナ下の現地の様子について紹介する記事を掲載した。

記事は、香港ではなおも厳しい外出制限が行われていた11月に日本を訪れたところ、感染第8波の入り口に差し掛かっていたものの現地に緊張は見られず、新型コロナ発生前の状況にほぼ回復しているように見えたと紹介した。空港の入国審査では、予めワクチン接種済み証明を用意したり、ホテルの所在地を含めた日本国内での行動スケジュールをアプリで入力したりする必要があり、その作業にいささか戸惑い、降機場所から入国審査の場所までかなり歩く必要もあったとしながらも「総じて、入国審査のプロセスはスムーズだった」と評した。

また、東京の市街地はコロナ前のように人が密集しており、浅草寺、新宿、秋葉原などの観光地は観光客であふれかえっていたと伝えるとともに、現地ではマスクの装着が強制されていないにもかかわらず、住民にしろ観光客にしろそのほとんどが自発的にマスクを装着していたと説明。また、飛沫(ひまつ)感染が主な伝播手段と考えられていることから、日本国内では特に手の消毒が重視され、各施設に体温測定装置とともに消毒液が置かれていたほか、飲食スペースではテーブル上にアクリル板が設置され、隣や向かいの客と接触しないようになっている上、食事中の会話は最小限とし、食べ終わったら速やかにその場を離れることが推奨されていると伝えた。

一方で「室内での空気感染の問題についてはあまり重視していないのか分からないが、個人的には多くの所で室内換気が不十分な印象を受けた」と指摘している。

さらに、街頭では現地市民向けの無料PCR検査スポットが設置されているとしつつ、市民の多くはプライバシーの観点からその場での受検を望まず、例え3000円程度の費用がかかるとしても検査キットを持ち帰って自宅で検査を実施する傾向にあるという日本人の知人の話を紹介した。

記事はこのほか、一見以前のにぎわいを取り戻しつつあるような東京の観光地では、観光業界や小売業界から中国人観光客が再び大勢やって来て、たくさんお金を使ってくれるようになることを最も切望する声も聞かれたと伝えている。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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