中国自動車工業協会は20日、2022年11月の中国ブランド乗用車の販売状況に関する分析を発表した。それによると、今年11月には、中国ブランド車の乗用車市場におけるシェアは上昇傾向をキープし、引き続き50％を上回った。1-11月の累計でもシェアは50％に迫ったという。

同協会がまとめた統計によれば、11月の中国ブランド乗用車の売り上げは前月比で4．9％減、前年同期比9．8％増の112万9000台となり、乗用車全体の売り上げの54．4％を占め、シェアは前月比で1．2ポイント（p）上昇、前年同期比で7．6p上昇した。

1-11月の累計では、中国ブランド乗用車全体の売り上げは前年同期比24．2％増の1047万9000台で、乗用車全体の49．2％を占め、シェアは同5p上昇した。具体的な車種を見ると、1-11月の中国ブランドの乗用車の市場シェアは40．8％、スポーツ用多目的車（SUV）は55．3％、ミニバン（MPV）は60．3％だった。前年同期と比較すると、乗用車とSUVは上昇傾向を維持し、MPVは低下傾向が続いた。（提供/人民網日本語版・編集/KS）