感染拡大の中国、葬儀場の職員が病気のまま出勤する事態に―独メディア

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独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは17日、中国で新型コロナウイルスの感染が広がる中、北京では葬儀場の職員が病気のまま出勤する事態になっていると報じた。資料写真。

独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは17日、中国で新型コロナウイルスの感染が広がる中、北京では葬儀場の職員が病気のまま出勤する事態になっていると報じた。

記事は「中国政府の今月初旬の対策緩和後、多くの都市で感染が爆発的に増えている」と述べ、2200万の常住人口を抱える北京の葬儀場は大きな圧力にさらされて、感染した多くの職員も病気のまま出勤せざるを得なくなっていると指摘。密雲区のある葬儀場の職員は火葬の需要が増す一方であることを示し、懐柔区では「今は火葬までに平均3日かかる」との声が聞かれたという。

記事は「中国では14日から無症状の感染者数の発表がなくなった。大規模なPCR検査もすでに停止され、無症状感染者は追跡が難しくなっている」と説明し、人々は政府発表のデータを通して感染状況の深刻さを判断することができなくなったと言及。また、多くの研究者が防疫措置が全面的に緩和されたことによる死者数について分析を行っているとし、米ワシントン大学の保健指標評価研究所(IHME)の最新予測が「厳格な防疫規制の突然の取り消しにより中国の感染者数は4月1日前後にピークとなり、死者数は32万2000人に達する」としたことを伝えた。(翻訳・編集/野谷

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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