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中国ウェブメディアの網易科技は17日、中国の電気自動車(EV)輸出が急増しているとする記事を掲載した。
中国ウェブメディアの網易科技は17日、中国の電気自動車(EV)輸出が急増しているとする記事を掲載した。
記事によると、中国の今年9月末時点の乗用車、トラック、バス、その他車両の輸出台数は、前年同期比54%増の220万台で、12年から20年までの年間平均の2倍以上に相当する。
中国の自動車輸出の伸びに大きく貢献したのが、バッテリー式電気自動車(BEV)とプラグインハイブリッド車(PHEV)を含むEVだ。今年第1~3四半期の輸出台数は34万2000台で、乗用車全体の29%を占め、19年の2%を大きく上回った。
中国のEV輸出の急増は、主に次の要因によるもの。
第一に、EVのバッテリーと材料の供給における中国の優位性は、国内の自動車市場での生産台数を押し上げるのに役立っている。EV技術への関心が高まる中、外国の自動車メーカーは、中国の低い生産コストと成熟したサプライチェーンを利用して、世界中の顧客向けにEVを大量生産している。
第二に、米EV大手テスラは昨年から上海工場でEVを大量生産し、主要な輸出メーカーになっている。テスラは今年9月末時点で上海工場から国際市場向けに約16万5000台を出荷した。ルノーやBMWも国内で生産したEVを輸出しており、フォルクスワーゲンは来年輸出を開始する。
第三に、中国のEVブランドが台頭した。上海汽車集団の今年第1~3四半期のEV輸出台数は7万8000台に跳ね上がった。比亜迪汽車(BYD)は2万2000台のEVを輸出し、新しい市場への参入に向けて23年には販売台数を増やす計画だ。小鵬(Xpeng)、蔚来(NIO)、長城汽車(GWM)なども大規模な拡張計画を発表している。(翻訳・編集/柳川)
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