公開20周年の映画「インファナル・アフェア」、アンディ・ラウは出演料を聞かず快諾

anomado    2022年12月18日(日) 12時0分

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香港映画「インファナル・アフェア」のアンドリュー・ラウ監督が、アンディ・ラウはじめメインキャストが当時、ギャラにこだわらず出演を快諾したことを明かしている。

香港映画「インファナル・アフェア」のアンドリュー・ラウ(劉偉強)監督が、アンディ・ラウ(劉徳華)はじめメインキャストが当時、ギャラにこだわらず出演を快諾したことを明かしている。

刑事とマフィアがそれぞれ立場を代えて組織および警察に潜入し、戦いを繰り広げる姿を描く「インファナル・アフェア」は、アンディ・ラウとトニー・レオン(梁朝偉)が主演。第22回香港電影金像奨、第40回金馬奨で作品賞や主演男優賞など主要部門を総なめにし、ハリウッドでもリメーク映画「ディパーテッド」が制作された。

香港で2002年12月12日に劇場公開された「インファナル・アフェア」だが、今月でちょうど上映20周年を迎え、台湾では30日から三部作の4Kデジタル修復版が公開される。これを記念してアンドリュー・ラウ監督が台湾メディアのインタビューに答えており、当時は香港映画界の景気が下降し、1作品を1カ月で撮り終える状況も見られる中、「インファナル・アフェア」は3カ月の撮影期間に加え、ポストプロダクションも映画音楽も最高水準のものを求めたことを明かしている。

当時、限られた予算の中で、真っ先に出演を快諾したのがアンディ・ラウで、ギャラの金額を聞かず撮影に入ったという。また、トニー・レオンやアンソニー・ウォン(黃秋生)、エリック・ツァン (曾志偉)といったメインキャストたちも同様で、「誰も高額ギャラを求める人はおらず、あっさり引き受けてくれた」と、今でも感謝していることを語っている。

香港では20周年を記念し、今月12日から劇場公開されている「インファナル・アフェア」三部作の4Kデジタル修復版だが、ラウ監督によると作業に取りかかったのは3年前。なお、今後新たに続編やスピンオフ作品が誕生する可能性については、ハリウッドでのリメークや、日本でドラマ作品のモチーフになるなど、すでにさまざまな形に派生しているため、これ以上は形を変えるつもりがないことを明かしている。(Mathilda)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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