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14日、南方都市報は、山西省のホテルが倒壊して29人が死亡した事故について、ホテル責任者が懲役7年の実刑判決を受けたと報じた。
2022年12月14日、中国メディアの南方都市報は、2年前に山西省のホテルが倒壊して29人が死亡した事故について、ホテル責任者が懲役7年の実刑判決を受けたと報じた。
記事は、同省臨汾市にあった聚仙飯店で2020年8月29日、長寿を祝うパーティーが開かれていた最中に建物が倒壊する事故が発生して29人が死亡、28人が負傷したと紹介。中国政府の応急管理部が21年1月4日に発表した情報によれば、事故原因はホテルの建築構造不良で、事故発生までに8回違法増築が行われており、建物の一部が過負荷状態になっていたと伝えた。
そして、同省応急管理庁が先日発表した事故調査報告で、ホテルの責任者が今年4月29日に現地裁判所から重大責任事故罪で懲役7年の実刑判決を受けたことが明らかになったとした。刑期は事故が発生した20年8月29日からの7年間とされ、責任者はすでに監獄に収監され服役中だと紹介している。
また、調査報告では現地の共産党関係者ら31人が処分を受けたほか、現地市場監督管理当局がホテルの営業許可証を取り消し、農業農村当局がホテルに対して不法占有地の返還、不法占有地にある建屋の撤去を命じ、重大な安全事故を引き起こしたことについて応急管理当局がホテルに罰金を科したこともそれぞれ発表されたと伝えた。(翻訳・編集/川尻)
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