Record China 2022年12月15日(木) 23時0分
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中国紙・環球時報(電子版)は15日、AFP通信の報道を引用し、東京五輪で新たに追加されたBMXフリースタイル、空手、スケートボードは選手の負傷率がかなり高かったことが最新の調査で判明したと報じた。
中国紙・環球時報(電子版)は15日、AFP通信の14日付報道を引用し、東京五輪で新たに追加されたBMXフリースタイル、空手、スケートボードは選手の負傷率がかなり高かったことが最新の調査で判明したと報じた。
記事によると、この3競技・種目は、2021年に開催された東京五輪で負傷率が高かった競技・種目のトップ5に入った。
国際オリンピック委員会(IOC)の研究者が実施した調査によると、負傷率が最も高かったのはボクシングとBMXレーシングで27%。以下、BMXフリースタイル(22%)、スケートボード(21%)、空手(19%)と続いた。
一方、新競技・種目のうち、負傷率が相対的に低かったのは、スポーツクライミング(15%)、サーフィン(13%)、バスケットボール3x3(11%)。
IOCの研究者は、2008年北京大会以降のすべての五輪で、選手のけがや病気を追跡してきた。東京大会では206のナショナルチームの選手約1万1000人について調査。記録された負傷者は約1000人で、負傷率9%は、16年リオデジャネイロ大会(8%)、12年ロンドン大会(11%)とほぼ同水準だった。
東京大会での病気発生率は3.9%で、リオ大会(5.4%)、ロンドン大会(7.2%)を下回った。これについて、研究者は、新型コロナウイルス対策によりあらゆるタイプの呼吸器感染症が減少した可能性があるとの見方をしている。(翻訳・編集/柳川)
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