サムスン、フォルダブル市場で台湾ASUSに「世界初」を奪われる=韓国ネット「文政権のせい」

Record Korea    2022年12月13日(火) 13時0分

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11日、韓国・ヘラルド経済は「スマートフォンなどフォルダブル市場で常に『世界初』を獲得してきたサムスン電子が、フォルダブルノートPC市場では台湾のASUSに座を明け渡した」と伝えた。

2022年12月11日、韓国・ヘラルド経済は「スマートフォンなどフォルダブル(折り畳み)市場で常に『世界初』を獲得してきたサムスン電子が、フォルダブルノートPC市場では台湾のASUSに座を明け渡した」と伝えた。

ASUSは今年9月、世界初の17型フォルダブルモバイルノートPC「Zenbook 17 Fold OLED」を発売した。フォルダブル有機LETパネルを搭載し、広げると17型、折りたたむと12型ほどのサイズになる。

台湾に後れを取ったサムスン電子だが、業界によると近く次世代フォルダブルノートPCを発売する予定で、既に関連特許も出願した状態だという。半分に折りたためる大型ディスプレイが特徴で、キーボードのすぐ横に小さな補助ディスプレイがあり、仮想トラックバッドとしても使用できるというが、主要な仕様はまだ公開されていない。IT専門メディア「91mobiles」によると、サムスンの能動型有機EL(AMOLED)ディスプレイ、Windows OS、インテルプロセッサなどの搭載が予想されている。ただ、記事は「ディスプレイの折り畳み部分に生じるしわをどの程度、解消できるかが鍵となる」と指摘している。

韓国のノートPC市場はサムスン電子がトップを守っているが、後発のASUSが世界初のフォルダブルモバイルノートPCを発売し、追撃の速度を上げている。「2位のLGを追い抜き、サムスン電子の牙城を狙っている」と記事は伝えている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「韓国企業は常に世界初の商品を出して世界のトップを維持してきたのに」「文在寅(ムン・ジェイン)前大統領のせいでこの国は5年以上、後れを取ってしまった」「厳しい半導体戦争のさなかに、(サムスン電子の)総司令官にばかげた罪を着せて逮捕などするからだ」「台湾は官民が協力して世界的な技術を開発・支援している。韓国は左派が政権を握って世界的な技術の開発と企業活動を妨害してきた」「文政権はサムスンを駄目にし、韓国も崩壊させた」など、文在寅政権への批判が多く書き込まれている。

その他、「もともとノートPCはASUS>サムスン」「韓国ではサムスンやLGのノートPCが売れるだろうけど、海外では誰も買わないよ(笑)」「レビューによると(ASUSの製品は)使えないらしいよ。世界初という試みに価値はあるけどね」「ノートPCと半導体の分野では、いずれ韓国は台湾に抜かれてしまうかもしれない」などの声が見られた。(翻訳・編集/麻江)


※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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