2014年7月1日、アルジャジーラ・ウェブサイトは「アフリカ系移民を失望させる中国の夢」と題した記事を掲載した。

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6月29日、北京市のホテルで第1回アフリカ人成功賞パーティーが開催された。中国で働くアフリカ人の成功を記念したイベントだが、会の盛り上がりは中国政府の冷淡な態度と好対照をなしている。

中国では多くのアフリカ人が働いているが、その多くは中国での労働ビザを保有していない。中国人女性と結婚し配偶者として中国に滞在しているが、自分の名義で土地を買ったりお店を開くことはできず、すべて妻名義になっている。仕事も中国製品を祖国に輸出する貿易業がほとんどだ。

彼らが中国製品を輸出することで、中国には多くの雇用が生まれている。その貢献は明らかだが、永住許可を得ることは極めて困難で、合法的な身分でビジネスすることは難しい。面倒くさいビザの更新から解き放たれることをアフリカ系移民は夢見ているが、この「中国の夢」の実現はまだ遠い未来のようだ。（翻訳・編集/KT）