アクションスターのジャッキー・チェン（成龍）が、人気シリーズ映画「ラッシュアワー」の第4作目がすでに起動していることを明かした。

このほどサウジアラビアで映画祭「紅海国際映画祭」（RSIFF）に出席したジャッキー・チェンが語ったところによると、前作から15年を経て「ラッシュアワー4」の制作がすでに始まっているという。俳優クリス・タッカーとの名コンビでも人気の「ラッシュアワー」は、1998年に1作目が公開されて以来、「ラッシュアワー2」が2001年、「ラッシュアワー3」が07年に公開されている。

「ラッシュアワー4」についてはこれまで何度も制作の話題が浮上。18年にはクリス・タッカーが、企画が進行していることを明かしていたものの、その後コロナ禍に直面したことで続報が途絶えていた。

「紅海国際映画祭」で行われたインタビューでジャッキー・チェンは、98年の「ラッシュアワー」公開時、この作品にそれほど期待していなかったことを明かしている。しかし当時、クリス・タッカーがジャッキー・チェンに喜びの電話を寄こし、最初の週末だけで興行収入が7000万ドル（約96億円）に達したことを聞かされたという。

「七小福」メンバーとして最初の映画出演から数えて、今年で芸能生活が60年目を迎えたジャッキー・チェンは現在68歳。「ラッシュアワー4」ではアクションシーンも含めて、どのような演技を見せるのか注目される。(Mathilda)