ブラジルは韓国戦「歓喜のダンス」で精力使い果たしてクロアチアに敗北?―サッカーW杯

Record China    2022年12月10日(土) 21時0分

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サッカーW杯でブラジル代表は決勝トーナメント第1戦で韓国に勝利すると「歓喜のダンス」を披露した。この「ダンス」には批判の声も出た。ブラジルは次のクロアチア戦で敗北した。

カタールで開催中のサッカーの2022 FIFAワールドカップ(W杯)で、ブラジル代表は6日に行われた対韓国戦に4-1で勝利した直後に、選手や監督が「歓喜のダンス」を披露した。このダンスには批判も寄せられた。ブラジルは10日に行われた次の試合の対クロアチア戦ではPK戦で敗北。韓国戦でのダンスで「精力を使い果たした」などの声も出た。

ブラジルの「勝利のダンス」を批判した一人が、アイルランド人の元サッカー選手で同国代表にもなった経験があるロイ・キーン氏だ。同氏は現在、後進の指導や試合生中継の解説などを行っているが、韓国戦に勝利したブラジル代表のダンスを「相手に対する敬意を欠いている」と批判した。

ブラジル代表のビニシウシ選手はキーン氏の論評に対して、「他人が喜んでいるのを見ると、文句を言う人が必ずいる。私たちブラジル人は陽気な集団だ。だから彼らはいつも悩んでいる」と批判。さらに「ゴールを決めるのはサッカーにおいて重要な瞬間だ。W杯ならなおさらだ。(W杯でのゴールは)私たちだけでなく、国全体にとってもうれしい瞬間だ」と主張した。

ブラジル代表のバッチ監督も、「申し訳ないが、ブラジルの歴史や文化、生活方式を知らない人は評価できない。私は、私と一緒に仕事をする人、そして私と私の仕事を理解してくれる人と一緒にいたい。私たちはこれからも、同じようにする」と述べた。

ブラジルは10日に行われた次の試合の対クロアチア戦で敗北した。韓国戦で4ゴールを決めた攻撃力が「火を噴く」ことはなく、双方無得点のまま延長戦に入ると、ブラジルは前半でゴールを挙げたものの後半で追いつかれ、PK戦を2-4で落とした。ブラジル代表は韓国戦終了時とは打って変わった様子で、泣き崩れる選手もいた。

キーン氏は改めて自説を主張。「ブラジルが敗退したのは意外ではない。彼らは韓国戦のダンスで精力を浪費したのだ」と述べた。(翻訳・編集/如月隼人

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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