中国メディアの封面新聞は7日、マラソン大会のレース中に喫煙する中国の男性ランナーが海外からも注目される中、中国陸上競技協会がマナーなどについて緊急の呼び掛けを行ったと報じた。

記事はこの男性について「走りながらたばこをくゆらせ、さらに驚きなのは成績の良さだ。フルマラソンで3時間半を切ったことさえある」と紹介し、中国陸上競技協会が5日に「公共の場所での喫煙禁止規定を遵守、実践し、健康でマナーの良い、積極的に上を目指す市民になること」などを呼び掛けるマラソン愛好者向け文書を発表したことを紹介した。

文書は「個別の選手の大会参加中の喫煙はメディアの広い関心を呼び、良くない社会的影響を生んだ」「喫煙は健康に有害で、特に公共の場所での喫煙は本人を傷つけるだけでなく周囲の人々に害を与える」とし、禁煙への取り組みやレース中に給水用のコップをポイ捨てしないなどコースのクリーンな環境の維持も訴えている。（翻訳・編集/野谷）