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米アップルのスマートフォン「iPhone」の生産を請け負うフォックスコンの中国・鄭州工場が12月下旬から1月上旬ごろの全面再開を見込んでいるという。
独ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは5日、米アップルのスマートフォン「iPhone」の生産を請け負うフォックスコンの中国・鄭州工場が12月下旬から1月上旬ごろの全面再開を見込んでいるとするロイターの報道を取り上げた。
鄭州工場ではこの数カ月、新型コロナの感染拡大で封鎖を強いられ、不安に駆られた従業員が集団脱出したり、待遇の改善などをめぐって大規模な抗議デモが勃発し、従業員と警官隊が衝突したりした影響で、生産が一部停止していた。
ロイターによると、関係筋は「生産能力が段階的に回復している」とし、従業員の新規採用が行われていることを明らかにした。「採用がスムーズにいけば3~4週間後にはフル稼働生産を再開できる可能性がある」という。
別の関係筋は「できる限り早期」の全面再開を期待しているとした上で「状況は安定している。地元政府が積極的に再開を支援している」と述べた。
アナリストによると、鄭州工場は世界のiPhoneの7割の組み立てを担い、iPhone 14 Proなどプレミアムモデルの大半を生産している。(翻訳・編集/柳川)
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