中国有人宇宙飛行事業弁公室によりますと、北京時間2022年12月4日午前11時1分に、有人宇宙船「神舟14号」が宇宙ステーションからの分離に成功しました。

分離前、「神舟14号」のクルーは地上の科学技術者の協力を得て、任務を引き継ぐ「神舟15号」のクルーとの軌道上での交代、宇宙ステーションの組み立ての状態の設定、実験データの整理・送信、軌道上に残された物資の整理・輸送など撤退前の各作業を完了し、「神舟15号」のクルーに手を振って別れを告げました。その後、有人宇宙船「神舟14号」の帰還モジュールは地上からの指令に従い、タイミングを合わせて帰還します。

中国の宇宙ステーションに183日間滞在していた宇宙飛行士の陳冬氏、劉洋氏、蔡旭哲氏は本日、東風着陸場に帰還する予定です。東風着陸場やさまざまな試験システムもすでに準備が整っており、宇宙飛行士の帰還を待ち構えています。（提供/CRI）