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2007年6月21日、黒竜江省ハルピン市は連日の猛暑に襲われた。この猛暑で、線路が膨張し、ゆがんでしまう可能性が指摘されている。ハルピン市鉄路局は史上初となる意外な対策を採った。
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2007年6月21日、黒竜江省ハルピン市は連日の猛暑に襲われた。あまりの暑さにエアコンが手放せないというのが多くの市民の意見だが、暑さに閉口しているのは人間だけではない。なんと鉄道の線路がこの暑さでダウン寸前だという。
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ハルピン市鉄路局は毎日10時から午後3時まで北京・ハルピン線の一部区間を検査している。2時間ごとに温度をはかり、基準以上になっていた場合は氷や水などで冷やすのだという。熱膨張により、線路にゆがみが発生するのを防ぐ処置だ。
線路を氷で冷やすという前代未聞の措置は、ハルピン市鉄路局にとっても初めて採用した対策だという。(翻訳・編集/KT)
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