日系自動車メーカー、中国で明暗―中国メディア

Record China    2022年12月1日(木) 8時0分

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29日、観察者網は、中国自動車市場における日系メーカーの業績で明暗が分かれていると報じた。

2022年11月29日、中国メディアの観察者網は、中国自動車市場における日系メーカーの業績で明暗が分かれていると報じた。

記事は、トヨタ自動車が29日に発表したデータによれば、同社の10月の世界自動車販売台数が83万2300台で前年同期比22.8%増となり、この内中国での販売量は17万500台で同20.1%の増加になったと紹介。同社が中国市場での販売増について乗用車レビンと傘下のSUVの販売が好調だったこと、中国政府による減税政策の効果が持続しており、高級ブランド・レクサスの輸入も好調だったことを挙げたとしている。

その一方で、ホンダ日産は中国での販売減に歯止めがかかっていないとし、ホンダの10月の中国販売台数が10万6000台で同28.5%減少、日産も8万8800台で同11.5%減となり、それぞれ3か月連続で前年同月に比べて販売台数が減少したと伝えた。

そして、中国市場で低調が続く原因について日産が「ネガティブな要素が長期化していることによるもの」とし、ホンダはより具体的に「新型コロナ政策によって店舗の営業と物流ネットワークが大きな影響を受けた」と説明していることを紹介した。

記事はまた、中国国産ブランドの業績が日系ブランドより明らかに良好であるとし、電気自動車(EV)大手BYDの10月の販売台数が21万7800台で前年同期比2.42倍になったことを併せて伝えている。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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