W杯、なぜ中国の広告だらけ?―中国メディア

Record China    2022年12月1日(木) 0時0分

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中国メディアの中新経緯は25日、「サッカーワールドカップカタール大会で中国企業が最大のスポンサーになったのはなぜか」との記事を掲載した。

中国メディアの中新経緯は25日、「サッカーワールドカップ(W杯)カタール大会で中国企業が最大のスポンサーになったのはなぜか」との記事を掲載した。

記事は中国企業による協賛金は13億9500万ドル(約1930億円)に達すると述べ、「米国企業を上回る今大会最大のスポンサーだ。『中国企業の広告がW杯の会場を包囲している』と言える」と指摘。また、世界経済の悪化、感染症、地政学的対立の影響に直面する中、中国企業はなぜこれを成し得たのかと問い掛けた上で、ポジショニング戦略専門家で上海九徳定位コンサルタント会社の創始者・徐雄俊(シュー・シオンジュン)氏が「全体的に言うと世界経済は景気後退に向かっているが中国経済、特に中国企業は上昇期にある」とコメントしたことを伝えた。

徐氏は中国企業の背後に巨大な国内市場があることに言及し、国内市場のシェアに海外にすでにある市場基盤が重なったことが海信集団(ハイセンス)、維沃移動通信(vivo)、小米(シャオミ)、華為技術(ファーウェイ)のような企業を育てたとの考えを示した。「海外市場に一定の基盤を持つ中国企業が4年に1度のW杯を見逃すはずはなく、『ハイライトの時』を選んで力を注ぐ必要がある」のだという。

カタール大会では大連万達グループ、蒙牛乳業、ハイセンス、vivoが上位2種類のスポンサーになっており、徐氏は「もともと中国のトップ企業。しかも世界で市場を広げる発展段階にある」とも指摘した。

記事によると、W杯をはじめとする国際大会で中国企業が利益を得ていることはデータから分かり、UEFA欧州選手権のスポンサーとなったvivoは1年間で欧州市場でのシェアを大きく伸ばしたという。(翻訳・編集/野谷

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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