日本発の「街コン」が韓国で独自の変化=イベント運営側は「魅力的なスタッフ」募集も

Record China    2014年7月1日(火) 22時48分

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日本で数年前からよく耳にするようになった「街コン」が、韓国でも行われている。日本から伝わった「街コン」が新たな男女の「出会い」のスタイルになりつつある。資料写真。

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日本で数年前からよく耳にするようになった「街コン」が、韓国でも行われている。韓国で初めて、「街コン」が行われたのは2013年の4月である。韓国での男女の「出会い」は、合コンと友人の紹介という2つのスタイルが主流であったが、日本から伝わった「街コン」が新たなスタイルになりつつある。

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2013年4月8日、韓国紙は、韓国版の「街コン」である「セマウル・ミーティン・プロジェクト」(セマウルは「新しい村」、ミーティンは「合コン」を意味する)が立ち上げられたことを詳しく報じている。このイベントを主催しているのは、20代後半の高校時代の先輩・後輩5人のグループである。自分たちと同世代の日本の若者の間で流行っている「街コン」に目を付け、韓国で街コンを主催する会社を起業したのだという。「同世代の」というところにポイントを置いているため、参加者は20〜35歳に限定している。日本の街コンでは、年齢制限の有無はイベントによって異なり、「○○歳以上限定の街コン」というものも行われているが、韓国ではこのやり方は取り入れられていないようだ。

また、「セマウル・ミーティン・プロジェクト」には、イベントを運営するスタッフを募集・選抜しているという特色がある。募集要項には「先着順」とあるが、合否の発表日や面接日などが記載されているところをみると、単純な先着順というわけではないらしい。希望者は、応募動機にプロフィールや写真を添えて主催者に送付し、選抜されるという手順だ。実際にイベントに参加したネットユーザーからは「参加者より、スタッフのルックスのレベルが高い!」との声も上がっている。スタッフが魅力的であってこそ、「出会いの場を提供する」といううたい文句に説得力が増すのだろう。

「セマウル・ミーティン・プロジェクト」は14年の6月までに10回開催されており、順調に発展している様子だ。街コンとはまた違う、独自の方向に進化している「セマウル・ミーティン・プロジェクト」が、新たな出会いを提供する場として今後どのように発展していくのかが楽しみだ。(執筆/青竹 文)

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