過去10年の発明特許取得件数は395万3000件―中国

人民網日本語版    2022年11月25日(金) 19時30分

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中国の過去10年の発明特許取得件数は累計395万3000件で、商標登録件数は累計3556万3000件に上る。

高速デジタルモーターはスマートクリーン分野の重要技術の一つだ。清華大学の学生からなる科学技術組織「スカイ工場」によってインキュベートされた企業は近年、空気力学、材料学、精密製造などの分野でイノベーションを続け、高速デジタルモーターの「限界速度」を更新し続けている。追覓科技の創業者兼CEOの兪浩氏は、「海外の同業者が毎分5万、10万回転を達成している時、当社は毎分15万、さらには18万回転を達成しなければならない。基盤技術のブレークスルーでロボット掃除機やクリーナー、ドライヤーなどの製品のイノベーションをけん引する」と述べた。

追覓科技は現在すでに高速デジタルモーター、流体力学、ロボット制御、リアルタイム測位および地図などの面で特許群を形成している。2022年11月中旬までに中国内外で累計3306件の特許を出願しており、うち発明特許出願件数は1184件、特許協力条約(PCT)に基づく出願件数は306件、取得件数は累計1875件。製品の売上高は数十億元に上る。

中国共産党第18回全国代表大会以降、中国の知財権事業は大きく発展し、大きな飛躍と大きな向上を実現し、中国の特色ある知財権発展の道を歩んだ。中国の過去10年の発明特許取得件数は累計395万3000件で、商標登録件数は累計3556万3000件。22年9月現在の中国の有効な発明特許保有件数は408万1000件。中国のグローバル・イノベーション・インデックス (GII)の順位は2012年の34位から22年の11位へと、10年連続で安定的に上昇した。

中国共産党第20回全国代表大会報告は、「科学技術の自立自強を加速的に推進し、社会全体の研究開発費を1兆元から世界2位の2兆8000元に増やし、研究開発者の総量で世界一になった」とした。

深セン蛇口港埠頭にはガントリークレーンが林立している。以前はOEM製造のテレビが入っていたコンテナには、今やTCLなどのメーカーが生産した先端電子部品が入っている。ハイテクメーカーとしてのTCLは世界の43の研究開発センターを持ち、研究開発者は1万8600人を超える。TCLの9月末現在の特許出願件数は累計9万7703件で、うちPCTに基づく出願件数は1万7021件。TCLが量子ドットECディスプレー分野で公開している特許は1987件で世界2位となっている。

TCLの創業者で会長の李東生氏は、「当社はイノベーションの主体として、イノベーション面の投資拡大をしっかり維持し、産業チェーン川上に向かって勇敢に進んでいる。過去十数年にわたり、半導体ディスプレー産業への投資額は累計2600億元超で、国産パネルの半導体ディスプレー分野における追いつき・追い越しを推進し、多くのブレークスルーを達成した」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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