人民網日本語版 2022年11月25日(金) 11時30分
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2008年の北京五輪で配布され、ネット上で話題となった報道陣用のリュックサックがカタールW杯でも確認された。
あるメディアの報道によると、2008年の北京五輪で配布され、ネット上で話題となった報道陣用のリュックサックがFIFAワールドカップ(W杯)カタール2022でも確認された。動画を見ると、W杯開幕前に報道陣の情報登録をしている外国人記者が背負っていたのは、まさにそのリュックサックだった。
これは「たまたまではないか」と感じる人も多いかもしれないが、実は東京五輪やリオ五輪、ロンドン五輪、FIFAワールドカップ南アフリカ2010などでも、このリュックサックを背負っている報道陣が確認されていた。記者らがなぜ同じリュックサックを背負っているのかという疑問に対する答えは、当然ながらこのリュックサックの品質が高いからにほかならず、14年たった今も、何の問題もなく使えているということだ。
2008年の北京五輪で配布されたリュックサックを大事に使っている理由についても、多くの外国人記者は「とても実用的で、丈夫だから」としている。
昨年の東京五輪でも、イラン人記者が「何かの大会に行くときは、いつもこれを背負っている。東京五輪も含めて、五輪の報道に参加するのは4回目。品質がとても高いので、毎回、このリュックサックを使っている。これは、プロのカメラマンのためにデザインされている」としていた。
あるスペイン人記者は、イラン人記者と同じく、北京五輪で配布されたリュックサックを背負って、ロンドン、リオデジャネイロ、そして東京の五輪を取材したといい、少し傷などはあるものの、古いリュックサックには全く見えない。
実際には、北京五輪で配布されたリュックサックは、メード・イン・チャイナの縮図に過ぎない。カタールW杯でも、「メード・イン・チャイナ」を至る所で目にすることができる。例えば、決勝戦が行われる「ルサイル・アイコニック・スタジアム」は中国鉄建が建設を請け負った。また、太陽光発電所は中国電建が建設し、導入されている新エネ車1500台も「メード・イン・チャイナ」だ。周剣駐カタール中国大使は、「それらは中国の発展の象徴であり、『メード・イン・チャイナ』、『中国が建設』が世界各国の人々に高く評価され、好まれるようになっていることを示している」との見方を示した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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