ドアが故障し閉まらなくなったソウル地下鉄、駅員をドア代わりにして走行?=韓国ネット「危険すぎ」

Record Korea    2022年11月25日(金) 21時0分

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24日、韓国・イーデイリーによると、ソウル地下鉄7号線で23日午前、ドア1カ所が開いた状態のまま列車が4駅走行するトラブルがあった。

2022年11月24日、韓国・イーデイリーによると、ソウル地下鉄7号線で23日午前、ドア1カ所が開いた状態のまま列車が4駅走行するトラブルがあった。

記事によると、同日午前7時44分ごろ、7号線中谷駅に停車中だった温水駅行きの列車で、ドア1カ所が閉まらない問題が発生した。ソウル交通公社関係者はその場で修理できず、列車に駅員ら2人を配置して中谷駅を出発させた。開いたままのドアには横断幕が設置され、駅員ら2人は乗客が近づかないようドアのすぐ前に立っていたという。

列車はドアが開いたまま8分ほど移動し、4駅目のトゥクソム遊園地駅で修理が完了した。公社の運転取扱規程では、列車のドアが故障した場合は手動でドアを閉め、横断幕を設置し運行しなければならない。

公社側は「通勤時間帯の地下鉄利用者が多い状況でこれ以上運行を遅らせられないという判断だったとみられる」とし、「規定に基づいて運行するよう教育を強化し、乗客の安全に留意する」と話した。公社側はドア故障の原因と運行背景などについて調査を行う計画という。

同列車に乗り合わせた乗客は当時の映像をSNSに公開している。これを見た韓国のネットユーザーからは「非常に危険」「本当にこれが最善だったの?」「駅員らの命はどうでもいいのか?」「駅員らの姿を撮影し、SNSに投稿する人の気持ちも理解できない」「この国の安全意識の低さに衝撃」「その車両は封鎖するべきだった。人をドアの代わりにするなんて信じられない」「たとえ通勤時間でも、ドアが閉まらないなら運行をストップするのが正常では?その駅員らが自分の家族だったらと想像すると鳥肌が立つ」など、公社側の対応に批判の声が続出している。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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