サッカーのワールドカップ（W杯）カタール大会で、ドイツから歴史的な大金星を挙げた日本のサポーターが「次は中国がドイツに勝つ」と語ったことが話題になっている。

中国版ツイッター・微博（ウェイボー）でスポーツ情報を発信するアカウント・界外は24日、ドイツ戦後に日本のサポーターにインタビューした動画を投稿した。動画には、日本代表のユニホームを着た男性サポーターが「前回は韓国がやったの（ドイツに勝った）。だから次は中国がドイツを破ります」と話す様子が映っている。

微博では「日本のおじさんが次は中国がドイツに勝つと言う」が一時トレンド入り。中国のネットユーザーからは「本当ですか？」「ありがとうございます（笑）」「はは、冗談がお上手で」「まあ、確かに中国はドイツに負けたことがないけど（試合をしたことがない）」「日本のおじさんはEQ（人の感情を察する能力）が高いなあ」「ありがとう。でも、より皮肉に感じてしまう（泣）」「中国代表を買いかぶりすぎですよ」「申し訳ないけど、中国代表はそんな評価に値しない」「中国サッカーは終わってます」「感謝します。だけど、それは私たちが想像もしないことですよ」といったコメントが寄せられている。

中国でサッカーは人気のスポーツの一つである一方、長年低迷する自国代表やサッカー協会、高給で派手な暮らしをする選手らにはいつも厳しい声が飛んでいる。（翻訳・編集/北田）