2022年11月24日、韓国・MBNは「サッカーワールドカップ（W杯）カタール大会の“死の組”E組の初戦で、日本がドイツに逆転勝利を収める大金星を飾った」と伝えた。

日本代表は23日に行われた1次リーグ初戦で、ドイツ代表にPKで先制ゴールを献上するも後半に立て続けに2ゴールを挙げ、2-1の逆転勝利を収めた。

記事は「日本はスペイン、ドイツのいるE組に入り、16強進出は難しいとみられていたが、ドイツを倒したことで進出の可能性が高まった」とし、「試合後、日本の選手らは一斉にグラウンドに飛び出し、まるで優勝したかのように喜びを分かち合った」と伝えている。

また「日本の選手らはウルグアイとの初戦を控える韓国の勝利まで願ってくれた」とし、FW南野拓実が試合後のインタビューで「明日は韓国に勝ってほしい」「韓国代表には友人がいる。韓国も何か特別なことを起こす能力がある」「勝利するところが見たい」などと述べたことを紹介している。

MF久保建英も、元同僚の韓国代表イ・ガンインから試合前に勝利を願うメッセージが送られてきたことを明かし、「僕も同じようにする」「今大会がイ・ガンインにとって非常に重要な大会だと知っている」「サッカー界で親しい友人の1人なのでうまくやってほしい」などと応援を送ったという。

韓国代表は24日午後10時から、ウルグアイ代表と1次リーグH組初戦を戦う。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「昨日は日本を応援していた。サッカーにおいてアジアは後進国だが、サウジアラビアに続いて日本はすごいことを成し遂げた」「日本サッカーを心から祝福する。本当に上手だった」「最後のゴールは最高にしびれた。かっこよかった！」「日本の競技力と精神力は素晴らしかった。韓国も良い影響を受けてほしい」「日本のサッカーは目に見えて発展した。ドイツが勝つと思って見ていたけど、いつの間にか日本を応援していた。闘志がハンパなかった」など、日本への称賛の声が寄せられている。

また「韓国の勝利まで願ってくれるなんて」「これが勝者の余裕か。うらやましい」「日本人だけどその気持ちがありがたい」「日韓関係の発展を応援」「日本の選手らは礼儀正しく、人柄も良いね」「韓国も絶対勝利！」「東アジアの底力を見せよう」などの声も見られた。（翻訳・編集/堂本）