サッカーのワールドカップ（W杯）カタール大会での「日本人サポーターのごみ拾い」を撮影した動画が、中国のネット上でも注目を集めている。

動画はカタール人が現地で撮影してSNSにアップしたもので、開幕戦のカタール対エクアドルの試合後に、日本のユニフォームを着たサポーターらがスタンドでごみ拾いをしている様子が映っている。

カメラを向けられたサポーターらは「日本人はごみを置いたままで立ち去らない。この場所へのリスペクトです」「（カメラの前でのパフォーマンスかと聞かれ）違います、違います」などと英語で話し、撮影者とハグを交わしている。

この映像は現地メディアのほか、多くの海外でも反響を呼んだ。そして、中国のネット上でも「カタール人が日本のサポーターに衝撃を受けた」としてSNSなどで拡散されている。

中国のネットユーザーからは「これは称賛に値する！」「日本人のモラルは本当に高い」「さすがは世界で最も歓迎される観光客」「だからノービザで入国できる国の数が世界一なんだ」「日本は選手たちもそうだ。ロッカールームをきれいにしてから帰るから、清掃員がビックリする」「自らの行いでリスペクトを勝ち取ったね」「これが素養というものだ」など好意的な声が寄せられている。

また、中には批判したりやゆしたりする声もあるが、「ある一部の（批判する）人たちにとっては、世界のすべてがパフォーマンスに見えてるんだよ」「たとえパフォーマンスだったとしても、みんなが気持ちよくなるのだからいいだろう」「（批判する人は）自分たちができないからって相手をおとしめようとしている」「われわれと彼らのモラルの差は相当大きい。中国人のほとんどがただ他人を攻撃し、ののしり、文句を言うだけ」といった反論も出ている。（翻訳・編集/北田）

You dont to be a #Muslim to clean your trash behind you

Look a at this amazing behavior from #Japanese fans they are cleaning the studiom behind them even it’s not there match, not the country and not even their own trash

Wow
Salute #Japan ???? ???????? #qatar #qat #QatarWorldCup pic.twitter.com/sUd1Tmj1Yf

— محمد الجفيري (@maljefairi) November 21, 2022

日本戦じゃないんだけど、あまりゴミの量に、恒例みんなでゴミ拾い。南相馬の女のコがするとブラジルの人が手伝ってくれた。スペイン人も手伝ってくれた。ごみ袋も、マンパワーも足りてない、手強いよカタール。最後みんな疲れてたwコール pic.twitter.com/gYZSHzeo2n

— ちょんまげ隊長ツントモにカタールへ取材お願いします (@tsunsan) November 20, 2022