日本製鋼所の検査不正、中国でも注目=「24年も不正続ける匠の精神」「謝罪もう見飽きた」

Record China    2022年11月23日(水) 8時0分

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14日、日本の機械メーカー日本製鋼所が子会社による長期にわたる検査結果改ざんなどの不正を公表した。中国版ツイッター・微博でこの件が紹介されると、多くのネットユーザーが注目した。資料写真。

2022年11月14日、日本の機械メーカー日本製鋼所が子会社による長期にわたる検査結果改ざんなどの不正を公表した。中国版ツイッター・微博でこの件が紹介されると、多くのネットユーザーが注目した。

中国のジャーナリスト司馬南(スーマー・ナン)氏の微博アカウントは17日、「100年余りの歴史を持つ日本製鋼所が14日に最新の調査報告を発表し、北海道にある子会社が品質検査でデータの改ざんなどの不正行為を計449件行い、不正行為は少なくとも1998年までさかのぼることができ、実に24年間にわたり不正が行われてきたことを明らかにした」と伝えた。

そして、具体的な不正内容について「主に火力発電所に用いる鋼材、機械製品について、検査データの改ざんや規定に適合しない検査プロセス、顧客の要求に満たない検査結果データの隠蔽(いんぺい)などを行っていた。また、原子力発電所に関わる不正行為が20件あり、そのうち1件は日本国内の原子力発電所向けに、残り19件は国外の原子力発電所に製品供給されていた」と説明している。

また、別の微博アカウントは21日、日本製鋼所の幹部が17日に記者会見を行い、頭を下げて謝罪したことを伝えた。

この件について、中国のネットユーザーは「さすがは謝罪精神の国、まじめで責任感のある国、品質の高い国。うらやましいなあ(笑)」「24年も不正を続けるのは匠(たくみ)の精神の表れ」「謝罪精神はもう見飽きた」「実際のところ、多くの伝統的な工業国が数値を偽装している。ブランドに頼って飯を食ってるんだ」「本当にもう輸入品が一番いいなどと盲信しないほうがいい」「精神日本人たちが泣いているぞ」「謝り終えたらまた不正を続けるのが日本民族」などといった感想を残している。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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